発達障害の種類について|たなか小児科 ほほえみクリニック 河内長野駅から徒歩4分

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発達障害の種類についてTYPE

自閉症スペクトラム障害とは(ASD)

社会的コミュニケーションおよび対人的相互反応における問題
  • ・相互の対人的ー情緒的関係の問題
  • ・人間関係を発展、維持、理解することの問題

人とうまく関われない、空気が読めない、会話のやり取りが苦手など

行動、興味、または活動の限定された反復的な様式
  • ・常同運動、反響言語、独特な言い回し
  • ・同一性への固執、習慣への頑ななこだわり、儀式的行動様式
  • ・限定され執着する興味
  • ・感覚刺激に対する過敏さまたは鈍感さ

こだわりが強い、いつもと違うと不安、何かに執着した興味を持つ、決まった音や臭いなどが極端に苦手

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注意欠如・多動性障害とは(ADHD)

  • 症状は12歳以前からみられる
  • 症状は複数の状況や場面でみられる(例えば家庭と学校、習い事など)
  • 子どもの約5%、成人の約2.5%に生じると言われる
不注意
注意散漫、集中持続困難
多動性および衝動性
落ち着きのなさ、衝動的な行動や言動
ADHDのチェックリスト(ADHD-RS)
(家庭版・学校版)
  1. 学業において、綿密に注意することができない、または不注意な間違いをする。
  2. 手足をそわそわと動かし、またはいすの上でもじもじする。
  3. 課題または遊びの活動で注意を集中し続けることが難しい。
  4. 教室や、その他、座っていることを要求される状況で席を離れる。
  5. 直接話しかけられたときに聞いていないように見える。
  6. 不適切な状況で、余計に走り回ったり高いところへ上ったりする。
  7. 指示に従えず、課題や任務をやり遂げることができない。
  8. 静かに遊んだり余暇活動につくことができない。
  9. 課題や活動を順序立てることが難しい。
  10. 「じっとしていない」、またはまるで「エンジンで動かされているように」行動する。
  11. (学業や宿題のような)精神的努力の持続を要する課題を避ける。
  12. しゃべりすぎる。
  13. 課題や活動に必要なものをなくしてしまう。
  14. 質問が終わる前に出し抜けに答え始めてしまう。
  15. 気が散りやすい。
  16. 順番を待つことが難しい。
  17. 日々の活動で忘れっぽい。
  18. 他人を妨害したり、邪魔をする。

<評価の仕方>

  • ないもしくはほとんどない
  • ときどきある
  • しばしばある
  • 非常にしばしばある

奇数番号のものは不注意症状
偶数番号のものは多動・衝動性症状
それぞれ9項目中6項目以上あれば診断される可能性が高くなります

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限局性学習障害とは(LD)

読字の障害
読字の正確さ・読字の速度または流暢性・読解力

一文字ずつしか読めない
読むのが遅い
読んでも意味が理解できない

書字表出の障害
綴字の正確さ、文法と句読点の正確さ、書字表出の明確さまたは構成力

文字を正確に書けない
文字を思い出せない
うまく文章で表現できない

算数の障害
数の感覚、数学的事実の記憶、計算の正確さまたは流暢性、数学的推理の正確さ

数のイメージがつかめない
計算ができない・遅い

当クリニックの連携機関について

運動障害とは

発達性協調運動障害
協調運動技能の獲得や遂行が困難
それに伴い生活年齢にふさわしい日常生活活動の妨げとなる状態

運動が苦手・ぎこちない動き、手先が不器用で道具をうまく使えない(お箸やはさみなど)

常同運動障害
反復し無目的な運動行動
自傷を伴うこともある
発症は発達期早期

ピョンピョン飛ぶ、頭をぶつける・叩く、手のひらをヒラヒラするなど

チック障害
突発的、急速、反復性、非律動性の運動または発声
発症は18歳以前

頻回の瞬き、不自然に体を動かす、咳払い、鼻を鳴らす、意味のない声を出すなど

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